何度も同じことを考えてしまう。ぐるぐると考えてしまう。昔の嫌な出来事を思い出したり、人間関係でもやもやしたり……。こういったぐるぐる思考を反芻思考と呼びます。

このぐるぐる思考から抜け出る技法として、サティ(気づき)の技法があります。

古代インドの仏教の始祖ブッダが行っていたヴィパッサナー瞑想は、「サティを入れる」瞑想法です。ヴィパッサナー瞑想とは、ものごとをありのままに見て妄想を止める瞑想法です。

ぐるぐる思考に気づくことによって思考の後続切断を行います。ぐるぐる思考に気づかないまま、思考に囚われていると、延々と考えてしまい、終わりがありません。ぐるぐる思考に気づくことで、思考の連鎖を止めるのです。気づくことで思考の連鎖が断ち切られます。ヴィパッサナー瞑想では、体の感覚に気づき続けます。気づき続け、集中します。人間の集中力には限界があるので、当然、思考に注意が逸れます。思考に注意が逸れたら、そのことに気づき、再び体の感覚に注意を戻します。そして体の感覚に気づき、集中します。この気づくことを「サティを入れる」と言います。

瞑想中は思考しないようにします。凡人なので、思考は湧いてきますが、そのことに気づいた瞬間、体の感覚に注意を戻し、意識の全てを集中させます。

詳しいやり方は下記のページにある動画を参考にしてください。

グリーンヒルWeb会(ヴィパッサナー瞑想協会)


自分がいつも考えているぐるぐる思考を可視化したい。客観的に見たい。そんな時はジャーナリング(書く瞑想)です。自分のぐるぐる思考をジャーナリングで客観視すると、それまでは気がつかなかった思考の癖、パターンに気づくことがあります。自分の思考を俯瞰して見ることができるので、自分の思考と距離が取れます。頭の中の思考をありのまま紙の上に書き出し、文字にして可視化できるので、自己理解が深まります。

ジャーナリングのやり方