ジャーナリングとは
現代では、様々な筆記法がジャーナリングと呼ばれる。
バレット・ジャーナルやハビットトラッカー、日記のことをジャーナリングと呼んでいる人もいることから、広義には、これらもジャーナリングと言って良いのではないか。
広義には、マインドマップを描くこともジャーナリングと言って良いと思う。
狭義には、エクスプレッシブ・ライティングやそれを元にした筆記法がジャーナリングと呼ばれている。
現代の多くのジャーナリングは、エクスプレッシブ・ライティングを元にした筆記法であるが、純粋なエクスプレッシブ・ライティングではない。
エクスプレッシブ・ライティングの考案者であるジェームズ・W・ペネベーカー博士の著書「こころのライティング」には様々なライティング演習が紹介されており、その中には、詩を書く演習もある。
また、架空のトラウマ体験について小説のように書く演習もある。
あるいは、一人称である「私」を使わずに、三人称で自分のことを書き出す演習もある。
ジャーナリングの定義は無い。
「journal」という言葉は、14世紀からあったようだが、「ジャーナリング」という言葉は、1960年代から使われ始めたらしい。
どこかの偉い学者がジャーナリングの定義を作ってくれれば良いが、今のところそう言った学者はいないようだ。
手書きかタイピングか?
「こころのライティング」には、ライティングを行うには、手書きでもタイピングでもテープレコーダーでも良いと書かれている。
これらのどの手段でも科学的・心理学的に効果に差はないと書かれている。
昨今、流行っているジャーナリングの本の多くが、手書きを推奨しているが、科学的・心理学的な効果に差はないようだ。
私は、手書きでもタイピングでもジャーナリングを行っている。
ジャーナリングの科学的根拠として引用されるペネベーカー博士の研究
多くのジャーナリングの本が、ジャーナリングの効果の科学的根拠として引用するのが、エクスプレッシブ・ライティングの考案者であるジェームズ・W・ペネベーカー博士の研究である。だが、多くのジャーナリングの本に書かれている筆記法は、エクスプレッシブ・ライティングではない。エクスプレッシブ・ライティングを元にしたジャーナリングを紹介している本もあるが、それらの本に書かれた筆記法も純粋なエクスプレッシブ・ライティングではない。ペネベーカー博士の著書「こころのライティング」には、様々なライティングの演習が紹介されているが、そのどれもが、ペネベーカー博士の研究に基づいている。だが、多くのジャーナリングの本は、そのライティング演習ですらない。ペネベーカー博士の研究を根拠にしながら、その実、ペネベーカー博士の紹介しているライティング演習とは違うジャーナリングについて紹介しているのである。まあ、科学的に実証されていないだけで、それらの本のジャーナリング(筆記法)も効果があるのだろう。
ちなみに私の伝えているジャーナリング(筆記法)の効果は、私自身と私の講座を受けた方々が体験した効果である。科学的な研究に基づくものではないが、私や講座を受けた方々の実体験に基づいている。