完璧主義の人が陥りがちな心理に、「白黒思考」があります。これは物事を「0か100か」のどちらかでしか考えられない極端な思考の癖のことです。

完璧主義の人は常に高い理想を持ちますが、その理想が高すぎるがゆえに、現実にはなかなか達成することができません。さらに白黒思考の癖があるため、たとえ80点という十分な成果を上げられたとしても、「100点ではないから失敗だ(0点だ)」と極端に捉えてしまいます。

結果として自己評価や自己肯定感は下がります。

こうした経験が重なると、やがて次の高い理想を前にしたとき、チャレンジする前から「どうせ完璧にはできない」とモチベーションや気力が落ちてしまい、最終的には挑戦することすら避けるようになってしまうのです。

私のジャーナリング・パーソナルセッションを受けた受講者の方で、完璧主義かは分かりませんが、白黒思考により、自己評価や自己肯定感が下がっていた方が何人かいらっしゃいました。白黒思考を明らかにすることで、自己評価の改善に繋がり、自己肯定感を上げる足がかりとなったのでした。