本講座は、単なるカタルシスや思考整理の範疇に留まらない、心の反応パターンそのものへの変容を目的とした実践的講義である。

我々の苦悩の多くは、無自覚な思考の癖や、自動的な感情反応の連鎖によって生成される 。ヴィパッサナー瞑想を「心を綺麗にする総合システム」と定義した際、その実践は二つの位相に分類される 。一つは、瞬間的な感覚や反応をその場で遮断(Stop)する「サティ(気づき)」の修行。そしてもう一つは、蓄積された無意識の思考パターンを事後的に書き換え(Rewrite)ていく「反応系の心の修行」である。

当サロンが提供するジャーナリング講座は、後者の「反応系の心の修行」に特化したメソッドを提供する。

思考を紙上に「外部化」し、物理的に対象化することで、思考している最中の自己(主観)と、それを観察する自己(客観)を分離する 。この「書く→読む」という再帰的なプロセスに加え、講師による対話とテーマ提案というフィードバックループを介在させることで、独習では到達し得ない深層の「無意識の意識化」を促進する。

それは、自己批判やトラウマといったネガティブな反応プログラムを、倫理的に正しい判断基軸へと再構築するプロセスに他ならない 。瞬間を守る「サティ」と、構造を変える「ジャーナリング」。この相互補完的な両輪が機能したとき、人の内面にはパラダイムシフトが生じ、人生の流れはその本質から変容を始める。

自己の内面を学術的かつ構造的に理解し、恒久的な安寧を希求するすべての知的探求者に、本講座を提示する。