ジャーナリングの趣旨は「頭に浮かんできた思考をありのままに書き出して可視化する」ということです。文字化して可視化した思考を読み返すことで、自分の思考を頭の中を客観的に見ることができます。思考と距離を取ることができるのです。


ですので、もし、浮かんできた思考を評価、判断、価値判断していたら、その評価、判断、価値判断している思考をありのまま書き出します。


例えば「こんなことは考えるべきではない」と浮かんだら、「こんなことは考えるべきではない」と書き出します。


浮かんできた思考をありのまま書き出します。「ありのまま書き出すんだな」と浮かんだら「ありのまま書き出すんだな」と書き出します。


そうやって頭の中の思考を文字にして可視化します。その文字を読み返すことで、自分のありのままの思考を知ることができます。


ありのままの思考が分かったらどうなるのか。自分の思考の癖が明らかになると、自然とその思考の癖を手放すことができることがあります。不思議とそうなります。ならない場合もありますが、その場合でも思考の癖に気づいたことは一歩前進したということだと思います。


自分の思考や感情について、客観的に見ることができるので、そこで自分の思い込みに気づくこともあります。普段、気づいていない思い込みも文字にして可視化し、客観的に見ることで、思い込みであることに気づくことができるのです。必ず気づくというわけではないと思いますが。


思考と距離を取る。一歩引いたところから思考を眺める。自分と思考を切り離して見る。脱同一化です。普段は思考と距離が取れていないため、思考と自分がべったりくっついていて、切り離せず、距離が取れていない状態です。思考と自分が一体化しているのです。


ジャーナリングで自己を客観視することにより、自分の思考や思考の癖、思い込み、感情について普段は気づかないことに気づけるようになります。