ヴィパッサナー瞑想には、マハーシ・システムやゴエンカ・システム、パオ・システムがある。他にもあるかもしれない。私が行なっているのは、マハーシ・システムだ。

ヴィパッサナー瞑想は、煩悩を減らし、心を綺麗にしていくための修行である。主に、サティ(気づき)の修行と心の反応パターンを変えていく修行のふたつに大別される。

ジャーナリング(書く瞑想)は心の反応パターンを変えていくための修行である。ジャーナリングの実践によって、無意識の意識化が起き、自分を苦しめている思考の癖(思考のパターン)に気づき、それを手放すことで、気持ちが楽になる。自分を縛り付けていた思い込みや思考が無意識の意識化によって明らかになることで、不思議と手放すことができる。反応している自分の心を客観的に見ることで、怒りや恨みを減らしていく、あるいは手放すことに繋がることもある。

例えば、自分が恨んだり、憎んだりしている相手がいるとしよう。自分の心は、憎しみや相手に縛られてしまい、憎い相手のことを考え、恨み、時間とエネルギーを無駄にして、心が囚われている。ジャーナリングの実践によって、こうした内面に気づくことで、心が恨み憎しみに縛られ、支配されている状態を客観的に見ることで、恨みや憎しみに囚われている状態から少しでも抜け出ることに繋がるだろう。

また、ジャーナリングは、たくさんのやらなければならないことや、やりたいこと、自分が本当に大切にしていることなどをジャーナリングで書き出すことによって、自分が本当に大切にしていることを軸にした生活を送っていくための指針を作ったりすることもできる。

ジャーナリングの実践によって、自分の内面を可視化することができる。そのためのジャーナリングのテーマをいくつか挙げておこう。

・今の気持ちをジャーナリングで書き出す。
・最近、気になっていることをテーマに書き出す。
・自分が本当に大切にしているものは何かを書き出す。
・自分の不満や嫌いな人へのネガティブな気持ちを書き出す。

最後のネガティブな気持ちを書き出すことについてだが、気持ちがスッキリしたり、本音が出てきたりすることもあり、ネガティブな気持ちを書き出すからと言ってただちにそれが悪いわけではないことが分かる。

色々、偉そうなことを書いてしまったが、私も修行の身。ジャーナリングを始め、ヴィパッサナー瞑想の修行を続けていきたいと思う。